2011年7月26日火曜日

中間審査会4

No.8 kalon




◎彼らにとってファッションとは?
【ループ】

流行は繰り返していく。
少しかたちを変え、違った軌跡を繰り返す。
つまり、違ったループを繰り返している。




混沌 アイデンティファイできてない自分
刺激 今までなかった自分に出会う
発見 そんな自分を発見
表現 発見により、表現できる

自分とは何か、ファッションとは何か、を
1つのこととして考えさせられるプレゼンでした。


No.9 糸クズ

◎彼女にとってファッションとは?
「反ギャク」
当たり前のことをうちやぶる。
捨てられてしまうものを素材として使用する、それも反ギャク。
糸くずや汚いもの見方を変えれば素敵になる。




ショーでは、赤ちゃんが大人に反逆するイメージをもたせる。
柔らかい素材を使用し、染料をすることによってベビーカラーを再現。
一見、汚いようで、実は美しかったり
赤ちゃんのようにかわいいのに、大人のようにセクシーであったりする。




ドキッとさせられるイメージで、コンセプトの軸がしっかりと定まったプレゼンでした。
手作りのポートフォリオやアクセサリーからは
「糸クズ」への愛情を感じとることができました。




以上が中間審査会のレポートでした。


どの方も、チームも、本当に熱い素晴らしいプレゼンでした。
今回のデザモンはどのようになるのか、
見所がたくさんありますね。

企画メンバーもとても期待と楽しみで、待ちきれません!

乞うご期待!

中間審査会3

No.5 monoceros
彼らにとってファッションとは?
自分の存在の情報伝達手段のひとつ】
近年、様々なファッションが行き交っている、自由が広がっている
しかし、大きな衝撃はない。

瞬間的に抱くファッション+現実的社会でのファッションのあり方
「ファッションは今リセットすべき」



同じ思いを持つメンバーで結成されたチームということからか、
プレゼンに強い意志を感じました。






「ファッションは今リセットすべき」という言葉が強く印象に残っており、
これをエレガントで美しいというテーマでどう表現されるのか、期待です。


No.6 sheep

◎彼らにとってファッションとは?
【大衆性】



ファッションに人のつながりを感じる。
人とのつながりによってお互いに刺激し合う。

今回のショーのテーマは「地球」
服飾との関わり=生物との関わりと考える。
地球はカラーのある生物と生物がお互いに共存しあっている。
過酷な状況でも、思い思いに生きる生物たち。

これとsheepのブランドイメージを融合させる。
それぞれの個性のイメージカラーをロゴに載せている。

先輩が作った真っ白なキャンバスに今の自分たちのカラーをのせる、
そんなsheepのショーにしたい。







イメージ像がすぐに沸き、
sheepのカラーが濃く出るショーになることを期待させるプレゼンでした。


No.7 果心居士

◎彼らにとってファッションとは?
【嘘】






外見、内面を演出する、それはつまり嘘である。
嘘はマイナスに感じるかもしれない。
しかしそうではない―――

「嘘」からくるイメージより、
カラーでは...
ホワイト 嘘とは「真逆」であり「潔白」ということ
グレー  心理学で「疑い」という意味を持つ
レッド  真っ赤な「嘘」
グリーン 西洋絵画では「隠したい」という意味を持つもの
動物では...
狐    「嘘」を彷彿させる
これらを用いたショーを行う。








「嘘」からくるイメージをたくさん提示しており、
ひとつのテーマの中からも多面性をみてとることができました。
本番のショーではどのような「嘘」を私達にみせてくれるのでしょうか。


2011年7月25日月曜日

中間審査会2


審査員をしてくださった、(左から)和田さん、坂本さん、十三さん。


■No.3 she'll

映像メインのプレゼンテーション。

◎彼らにとってファッションとは?
【究極の裸】





むき出しの裸は、その人物の中は知ることが出来ない。

しかし、衣服は人間の中身をむき出しにする。

ファッションは「究極の裸」である。


ネガティブは隠したい部分。
しかし、弱さが見えたとき、それを私たちは魅力と感じる。

人に見せない部分を見せたとき、それは美しい。
その美しさ、をファッションとして表現する。




モデルさんが衣装を着て、グラスを審査員の前に置く姿が印象的でした。
衣装、映像、音楽、共に上品で落ち着きのある雰囲気で、女性らしい美しさを感じました!
とても興味深い映像、おもしろかったです。



■No.4 bobbin


10体のトルソーとハンガーに5着。



◎彼らにとってファッションとは?
【ファッションとは、服飾、業界や職種をさすような言葉でしかない】

しかし、それ以上の意味はない。

「ファッション」という言葉が重要ではなく、ファッションの世界に生きる私たちに意味がある。

そして新たな服の可能性を創り出す。

デザイナーを表現者、芸術者として見られてはいけない。
提案者、策略家という考えである。


彼らのねらいは?
「魔法」という概念、信念。それは表現方法と手段。
学生によるファッションカルチャー活性化という意図。


もう1つのテーマは「魔法」。
なんだこれは?と思わせる構成。
奇妙な姿に近づいていく、非日常、非現実。



そして魔法はクライマックスで消える。


トルソーが多かったことで迫力があり、プレゼンはインパクト大でした!
「提案者」や「策略家」とする作品は、また一つ違ったものが見れると思います。
とても楽しみです。

2011年7月24日日曜日

中間審査会

遅くなり申し訳ありません。
早速、中間審査会チームの内容についてです。

「あなたにとってファッションとは?」

今回、このテーマを皆さんに考えて頂き、プレゼンして頂きました。

1、ολμποs<オリュンポス>
2、Laurus nobilis
3、she'll
4、bobbin
5、monoceros
6、sheep
7、果心居士
8、kalon
9、糸クズ




■No.1 ολμποs <オリュンポス>



◎彼らにとってファッションとは?
救済】


性的、生理的、安全、所属、承認
そして、自己表現。
それらの土台が救済に関わる。



今回のショーテーマは「神-god-」


絶対王政、それは自分をなかなか出せない時代。
神を信じることで救われる=救済。
そして欲求によって、服装に出る。

目指すところは、没個性からの脱却。

なぜデザモンなのか。
悪いところ、良いところを重点的に見てもらえる。
プロによる評価がもらえる。

そして日本の服飾会を向上させる。


とても情熱的な熱い印象を受けました。
1番目でしたが、緊張している様子もあまりなく、わかりやすいプレゼンでした!



■No.2 Laurus nobilis

白黒、モザイク映像から始まる。

テーマは「日常」。

◎彼らにとってファッションとは?
【日常と密接しているもの】


服を着ないと生活できない。
ファッション好きでなくても、服を着る。
それは必要不可欠なこと。


日常、それは曖昧で見えにくい、そしてそれは不安や悲しみ。
その不安や悲しみを拭うために服を作る。


不安な日常をモザイクや暗い色で表現。
自分は独りではないと気付かせる。
曖昧なライン、プリント柄、パターン、染め物で表現。




今回、展示された作品やシリアス染料などで染めるなど、凝った生地に期待です!
日常というテーマ、どのように衣装に生かされるのか。

お疲れさまでした!

こんばんは、デザモン企画 田口です。

先週17日、ESMOD大阪校にてデザモン02初イベントの、ファッションビジネスセミナー、デザモン中間審査会が無事終了しました。
デザモン出演者の皆様、お疲れさまでした。
エスモードの皆様、十三千鶴さん、ありがとうございました。


午前中は、十三千鶴さんによるファッションビジネスセミナーでした。

元阪急百貨店顧問コーディネーター、株式会社TCカンパニー代表取締役、現在ESMOD大阪校ゼネラルコーディネーターの十三さんですが、どのような経路で今に至るのか。面白い内容を聞くことが出来ました。






阪急ではデザイナーアシスタント、エプロンのデザイナー、その後「ブティックキュー」店舗を展開を経て、婦人服全体のコーディネーターと多様な職歴を持つ十三さん。



「28歳までに名前が出せなかったら、この業界から引くべきだ」
阪急株主の方から言われた一言。








ファッションでのビジネスは、難しいイメージがあります。
今回、お話を聞いて、私が感じた重要なことは、何でもやってみること。
女性が活躍する時代だからこそ、可能性は大いにあります。
とくに女である私は感慨受けました!


セミナー後は、デザモン02中間審査会でした。
同世代の学生のプレゼンがこんなにもレベルが高いのか。
この日は刺激のある1日となりました。


では、中間審査会内容をどうぞ。

2011年7月17日日曜日

明日は。

【ファッションビジネスセミナー】
17日のファッションビジネスセミナーは、現在ESMOD大阪校ディレクターの十三千鶴さんのお話を聞くことが出来ます。


■十三さんとは?
阪急に入社し、ブランドを立ち上げ、バイヤー、販売員、デザイナーの経験をした後、婦人服コーディネーターへ。その後、株式会社TCカンパニーを設立し、ブランドディレクターとなり、現在に至る。

梅田にある阪急百貨店



■ファッションビジネスとは何か?
具体的に知らない方も多いのではないでしょうか。
彼女だからこそ話せる、ファッション業界におけるキャリア。
そして女性としての生き方。



ファッションを志す私たち学生にとって、刺激となるセミナーであることは間違いありません。




十三さんの概要を拝見しましたが、当日は、シャネルなど高級ブランドのコレクションの招待状の展示されるそうで、こちらも必見ですね。またヨウジ、ギャルソンのパリコレの内容なども聞けるそうです。


ヨウジヤマモト


Garconsの川久保玲

ヨウジ、ギャルソンは、私たち学生にもファンが多いので、スタッフ一同とても興味があり楽しみです。


当日イベントの詳細はこちら

セミナー、審査会、興味おありの方はこちらDEZAINMONKEYS.2011@gmail.comまで。

2011年7月14日木曜日

ついに!!

初めまして。関西外国語大学三回の田口と申します。
私たちDEZAIN MONKEYS 02実行委員会は毎週木曜日、ミーティングを行っています。色んなチームの方々にお会いするたび、強いやる気を感じます。
去年の9月、DEZAIN MONKEYS 01で、出演者側でした。本当に得たものが多く、大きく意識も変わりました。今回は企画をさせて頂くことになりましたので、頑張りたいと思います。よろしくお願いします。


さて、DEZAIN MONKEYS 02 中間審査会がついに、今週日曜日となりました。同日午前中には、ファッションセミナーもございます!どちらもESMODにて入場無料ですので、是非ご来場ください!



詳細について
●ファッションビジネスセミナー
【2011. 7. 17 (日) 11:00~13:00】
十三千鶴
-元阪急百貨店顧問コーディネーター
-株式会社TCカンパニー 代表取締役
-ESMOD大阪校 ゼネラルコーディネーター

内容/キャリアデザイン、マーケティングなど...
場所/ESMOD OSAKA

こちらからも内容ご覧になれます!

服飾に関わる仕事はどんなものか?
為になるお話を聞けることを楽しみにしています。



●デザモン中間審査会
【同日、14:00~19:00】
参加希望団体9チームによるプレゼンテーション形式の審査会です。
優秀なチームは、10月開催のDEZAIN MONKEYS 02のコンテストに出場決定

テーマ「あなたにとってファッションとは?」

制作物の展示や映像を使ったプレゼンテーションなど、凝った面白い内容に期待です。


私自身、プレゼン内容やデザイン画を拝見させて頂きましたが、各団体、本当に意識が高いです!!レベルの高い内容を見ることが出来ることに違いありません!





どちらもESMOD 大阪校にて来場無料です!
予約が必要となりますので、名前・電話番号を添えて、下記アドレスまでメールお願いします。
DEZAINMONKEYS.2011@gmail.com